縫製品は最終的に検針機と呼ばれるコンベア式の金属探知機のような機械に通します。
ミシンで縫製する際に、まれに断針(針折れ)する事があり、万一製品に針の一部でも混入すると大きな問題となってしまいます。
よって縫製品は全量検針機にて検査してから梱包、出荷しています。
先日、帽子のような商品の依頼があったのですが、その商品にワイヤーが使用されていました。
ワイヤーが中に入っているのに検針機が通せるのか?と思われるかもしれません。。。
実は、検針機は金属全てではなく、針に使用されている鉄に反応するように、磁性金属に反応するように作られています。(検針機中央上部のバー部分が検知します)
そのため、非磁性金属(銅・アルミ・真鍮)では反応しづらくなっています。
ただ実際には微弱でも反応することがあるため、実際にサンプルを検針機に通して確認することが必要です。
こちらのワイヤーはアルミ製のため、検針機に反応しないようになっています。
主な主要用途は、帽子のつばの形状保持です。
弊社協力工場で、こちらのワイヤーが使用可能です。
ワイヤーを使った縫製品の商品をお考えの際にはぜひ弊社へご相談くださいませ。